構造材は濡れても大丈夫か

建築基礎知識

木造建築において柱や梁などの木材が雨に濡れても大丈夫かどうか心配になったことはありませんか。

木造建築は雨に濡れても すぐに問題が発生するわけではありません が、長期間濡れたままだと カビや腐食の原因 になる可能性があります。

一般的に、木材は 含水率20%以下 に乾燥させた状態で使用されるため、短期間の雨なら問題は少ないですが、連日の強い雨 にさらされると影響が出ることがあります。

雨に濡れた場合の注意点

  • 乾燥させる:風通しの良い場所でしっかり乾燥させることが重要。
  • カビ対策:湿った状態が続くとカビが発生しやすいので、換気を良くする。
  • 構造材の確認:長期間濡れた場合は、木材の変形や強度低下がないか確認する。

長期間濡れたままの放置は問題ありますが、基本的には自然に乾いていくので過剰なまでに心配することはないかと思います。

建築中の木造住宅が雨に濡れることについて詳しく知りたい場合は、下記記事も参考にしてみてください。

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